遠江/ 日比沢城



ファイルNo1374


                            

@ ひいさわじょう ▽
  別名 

A住所:浜松市北区三ケ日町日比沢
     旧:引佐郡三ヶ日町

B目標地点:
C形式:丘城  D比高:30m 
E現況:雑木林

F遺構等:土塁・堀
G時代/人物:戦国期/後藤氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  5分

J撮影・訪問時期:2004年08月

  

道案内  

東名高速道三ケ日インタを下り、料金所を越えるとすぐの十字路で直進し県道85号線を進むと国道362号線との交差点の都築の信号に至ります。ここを右折し国道362号線に入ります。6.5Km先の日比沢のバス停付近で右折し、丘陵まで行った正面が城跡です。 
訪城備忘録・歴史

民家の脇に城跡があります。夕方の訪城の上に荒れていたので遺構が判りにくい城跡ですが、倒木に覆われていますが、空堀、虎口とその土塁がわりと明瞭です。井戸が残っているようですが、見てきていません。


永世年間(1504〜21年)に後藤氏が築城したと伝わります。後藤氏は今川氏に属していましたが、永禄三年(1560年)に今川義元敗死以後、分家の後藤実久は家康に付きますが、日比沢城主の後藤直正は佐久城の浜名氏とともに徳川家康に抵抗し、永禄十二年(1569年)に徳川家康方の戸田忠次に攻められ落城し、城は分家後藤氏が城主になりました。天正十八年(1590年)の徳川家康の関東移封に従い、廃城となりました。

虎口土塁                 堀 
  

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