若狭 湯岡城



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              主郭              

① ゆおかじょう 
  別名:稲岡城・地谷山城 

②住所:小浜市湯岡
③目標地点:水道施設・宝積寺
④形式:山城  ⑤比高:70m 
⑥現況:山林・水道施設

⑦遺構等:郭・土塁・竪堀?
⑧時代/人物:南北朝期/山名氏
⑨満足度: 凸+
⑩最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  水道施設から5分・寶積寺から30分

⑪撮影・訪問時期:2018年11月

  

道案内 

舞鶴若狭高速道の小浜インタを下り、料金所を超えてまっすぐ進みます。1km先、小浜インター口の信号で右折し国道27号線を進みます。600m先の湯岡橋東詰の信号を越えて南川を渡り、渡ったらすぐに左折し南川の土手沿いを進みます。600m先の寶積寺でその左側を通り奥に進みます。100m先で右手方向に進み山道に入ります。車高の高いなら登れます。デコボコな道のため気を付けて登る必要があります。約900m先が水道施設です。水道施設のタンクの右側を進み、広場のようなところを越えて正面を登ると城跡です。

訪城備忘録

10mほど斜面を登ると主郭です。広い平坦地です。これより東側に大きな段差下にも大きな平坦地があり、北側に低い土塁痕が残ります。北側の虎口のような箇所もあり、さらに北側斜面下に段郭があります。城跡としてはこのくらいですが現在の水道施設側には堀切とかがあったんじゃないでしょうか。今は削られているという事では?。 また、タンクの左側に後瀬山城湯岡口の標識があり、ロープの垂れてる斜面が続きます。この上に後瀬山城の尾根と並行の尾根にも城郭遺構があるという情報もあります。

後瀬山城への湯岡口
歴史

築城時期、築城者は不明のようです。南北朝期の文和二年(正平八年・1353年)、南朝方の山名時氏が幡津次郎右衛門尉と三宅中村六郎左衛門尉に命じて築城した稲岡城がこの湯岡城の事と言われるようです。戦国期に入り、井上下総守、南部石見守が在城したとされます。


下の郭     土塁痕
  
主郭
下の郭から主郭を見る
下の郭から主郭を見る
土塁痕       北下斜面の段郭

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