若狭 松ケ瀬台場
附:鋸崎台場・川崎台場



ファイルNo3431


                     第二砲台全景             

@ まつがせだいば 
  別名 小浜藩台場 

A住所:大飯郡おおい町大島
B目標地点:赤礁崎キャンプ場
C形式:平城  D比高:ーーm 
E現況:公園・キャンプ場

F遺構等:郭・石垣・土塁・碑・説明板
G時代/人物:江戸期/小浜藩
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  公園駐車場から10分
J撮影・訪問時期:2018年08月・11月
            2019年09月

  

道案内 

国道27号線小浜市の後瀬山トンネルから西へ12km、あるいは、舞鶴若狭自動車道の小浜西インタを下り、岡津の信号で左折し国道27号線に入ります。約5km先の青戸の大橋の信号で右折し県道241号線に入ります。約15km先で海岸線に出て左折します。塩浜海水浴場手前で左折します。600m先のT字で右折します。400m先左手が赤礁崎オートキャンプ場ですが、ここはキャンプの方の入り口で台場見学用の駐車場は600mほど先の左手にあります。途中、キャンプ場から200mほどの道路の左手に台場の説明板があり、ここから台場への徒歩ゲートもあります。ここから降りるとすぎに第一砲台です。第一砲台の左手先(キャンプ場の駐車場の先)に第二砲台があります。
 
訪城備忘録

第一砲台は土塁で作られた砲台で周囲を溝が巡ってます。第二砲台は円弧の高い土塁があり、その内側に砲座があり、レプリカの大砲が二基置かれてます。第一砲座も第二砲座も発掘調査され、整備されています。鋸崎台場は現在は原子力発電所の敷地内になるため立ち入りはできません。川崎台場は小浜市の若狭フィッシァーマンズワーフの斜め向かいの小公園に説明板があります。

台場碑
歴史

安政元年(1854年)、小浜藩が設置した台場です。小浜藩は敦賀から高浜の間に30ケ所の台場を計画されたようですが、おおい街の2ケ所、小浜城周辺に川崎台場以外に5ケ所構築したようです。小浜城周辺は川崎台場以外は痕跡も残っていないとの事です。

第二砲台の大砲(レプリカ)
第二砲台
第二砲台 現地案内板より
第一砲台 現地説明板より
海越しに内外海半島を望む
松ケ瀬台場第二砲台
第二砲台土塁
円弧を描く第二砲台土塁
土塁と半円砲座と石積み
弾薬庫
松ケ瀬台場第一砲台  
土塁      溝
第一砲台全景
土塁の砲座
土塁の砲座
  
鋸崎台場遠景
川崎台場   3432
A住所:小浜市小浜多賀  B台場浜公園・若狭フィッシァーマンズワーフ   C平城
F遺構等:説明板・土塁? G江戸期/小浜藩 H満足度:凸
若狭舞鶴自動車道の小浜インタを下り、小浜インタ入り口の信号で右折し国道27号線に入り、約900m先の湯岡の信号を右折し国道162号線を進むか、若狭舞鶴自動車道の小浜インタを下り、小浜インタの信号で右折し県道24号線に入り、約3.5km先の市役所前の信号で右折し国道162号線に入り約600m先の小浜NTT前の信号で左折し600m先右手が公園です。今は小公園に説明板があるのみで、台場そのものは公園内ではなく公園の北側が円弧状になってますが、これが台場の痕跡のようです。

説明板     土塁?

近くの城・関連の城:小浜城