越前 / 舟寄館



ファイルNo1635

                          工場内城址碑  

@ ふなよせやかた 
  別名 黒坂備中守館

A住所:坂井市丸岡町舟寄 
    旧:坂井郡丸岡町 

B目標地点:日○○ンコー工場敷地内 
C形式:平城  D比高:−−m 
E現況:工場・宅地 

F遺構等:碑・説明板 
G時代/人物:戦国期/黒坂氏
H満足度: 凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  工場の前の信号から1分

J撮影・訪問時期:2006年11月・2008年09月

  
白山神社

道案内】 

北陸自動車道丸岡インタを下り、県道30号線を国道8号線に向かいます。1.4Km先の高架下、八ツ口の信号を右折し国道8号線に入ります。600m先の一本田の信号を左折し、県道10号線に入ります。1.2Km先の信号の右角の工場が館跡です。

 


【現況・訪城記録】

工場の敷地が館跡とされます。県道挟んだ反対側の集落に入ってみました。道がクネクネしていて城道の感じです。集落中央の白山神社前で舟寄踊りというものが毎年行われ、これは黒坂氏の出陣に関わる踊りが始まりであるという説明板がありました。城址碑と説明板ですが、工場の正門横の庭に城址碑とフェンス沿いに説明板があります。

 
【歴史】

黒坂備中守景久の居館です。黒坂氏は朝倉義景の家臣で、加賀の一向一揆への備えとして舟寄に館を構えました。元亀元年(1570年)の姉川の合戦で戦死しています。この地に伝わる舟寄踊りは、黒坂備中守が姉川の合戦に出陣する時に、領民が武運長久を祈願し、士気を鼓舞するために踊ったのが始まりとされます。旧盆の15日に踊られるようです。

  
県道沿い説明板
  
集落内舟寄踊りの説明板

  

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