近江 樋口西坂砦



ファイルNo3420


             堀切    

@ ひぐちにしさかとりで 
  別名  

A住所:米原市西坂〜三吉
B目標地点:
C形式:山城  D比高:170m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・竪堀・土塁
G時代/人物:戦国期/ーー氏
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  30分

J撮影・訪問時期:2018年06月

  

道案内 ←城跡   ←登り口

名神高速道米原インタから左折し国道21号線に出て、300m先の次の樋口西の信号を左折し県道240号線に入ります。800m先、県道は高速道路のガードをくぐり直進ですが、手前で左折し米原工業団地に向かいます。1.2km先(米原工業団地入口を越えたところ)を左折し集落内に入ります。300m先左手に「松尾寺2.9km」の標識と案内地図があります。その先に西坂集会所があります。そこから200mほど登ると集落の上に出て、松尾寺2.7kmという標識の所に出ます。ここは右手が右手上に登り地蔵峠から松尾寺山砦・松尾寺に向かう道、真ん中が林道っぽい道、左手に下へ下りる道があり、この左手を下ります。
 
訪城備忘録

分岐点から左手に降りていくとすぐにコンクリート橋で小さな川を渡ります。そこより竹林に道が付いていてそこを登ります。支尾根をどんどん登る感じです。道があるとは言えない感じです。本来は途中で左手に迂回しながら鉄塔を目指さないといけないんですが、道がよくわからずそのまま急な支尾根をどんどん登ってしまいました。(ほとんど直登です。) 支尾根がさらに急になる箇所で左手の方に迂回しました。道があるわけではないため、足を滑られせると滑落の恐れがあります。 左手を進むと鉄塔からの尾根に合流しますので右手に進みました。(鉄塔からだとほぼまっすぐに登っていることになります。) さらに比高で20mほど登ると緩斜面になります。変に段差があったりで段郭のようにも見えますが削平は甘いという感じです。支尾根の平坦地に来ると砦主郭です。東側に低い土塁がある感じに見えます。そのまま進むと、尾根を低い土塁で区切ってあるようなところを越えると堀切です。思った以上に明瞭な堀切・竪堀。土橋です。その先はまた急斜面になり松尾寺山山頂方面になります。 城域は本当に細長いわずかな平坦地にありました。両サイドは深くて急な斜面です。落ちたら終わりです。帰りは鉄塔までまっすぐ下りてきました。鉄塔で本来は西側に下りるんだと思いますが、北側に下りてしましました。昔は畑かないかであったろう大きく二段の平坦地にでました。ここを左手(西側)に進むと沢にあたりました。前は西から東に流れる川です。(この川は最初にコンクリート橋で渡った川です)沢を渡り、川沿いを進むとコンクリート橋のところにでました。ここの登城は道が明瞭でないため危険です。下記に地理院の地図を貼っておきます。行かれる方はクマも山ヒルもいますので充分に注意して行ってください。

鉄塔から東の眺望
歴史

築城時期、築城者は不明です。松尾寺山砦と同時期に築かれた砦のようです。

主郭と土塁        主郭を区切る土塁
危険ですので国土地理院の地図を加工しました。
米原工業団地より遠望
樋口集落より遠望
鉄塔から城跡方向     隣の支尾根(西坂道)
  
城域端?      緩斜面
主郭の区切り土塁
堀切・土橋
       尾根面      両サイド急峻な斜面と尾根
松屋寺山側から尾根と堀切
松尾寺山方面の斜面

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