近江 / 観音堂城



ファイルNo2902


                            主郭内と土塁

@ かんのんどうじょう 
  別名 城 

A住所:甲賀市甲賀町上野
    旧:甲賀郡甲賀町

B目標地点:
C形式:丘城  D比高:40m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・虎口・碑
G時代/人物:戦国期?/上野氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  10分

J撮影・訪問時期:2014年07月

  

道案内 

国道1号線で湖南市(旧甲西町)方面から来ると、西名阪という信号の50m先の信号で右折し甲賀水口中心部に入ります。県道549号線を進みすぐの本綾野の信号で右折して水口町市街地(現:甲賀市)を抜けます。近江鉄道を越えて600m先の内貴橋北の信号で右折し県道122号線(旧:国道307号線)に入ります。道なりに1.5Km先の三大寺北の信号で県道4号線と合流し進みます。庚申口の信号で国道307号線を横切りさらに県道4号線を進みます。庚申口の信号より約10Km先で県道はいったん左折となり、バイバス状に迂回しています。田堵野の信号は右折の感じです。1Km先が油日の信号ですが、田堵野の信号から250m先の上野の信号で左折し200m先の交差点を右折します。(この右前の民家が北上野城跡です。)300m先を左折し、田んぼの真ん中を走ります。十字路を右折し200m先の左手に山へ入る細い道があります。(車はこの辺には停められませんので、最後の十字路付近か最後の十字路の左前上が墓地ですからここの駐車場をお借りするか) 細い道を少し登って行くと養徳寺観音の石碑と祠があります。この脇から背後の尾根まで登ります。尾根から左に行くと冨田山城、右手に行くと観音堂城です。 

訪城記録

冨田山城との分岐点から右に行きますが、すぐにやや右手の中腹の道を進みます。 (尾根をそのまま頂上まで登ろうとすると古い鉄線が張ってあったりでやや危ないです。)斜面の道を進むとりっぱな切通しに至ります。切通しを抜けて左手方向に登って行くと尾根上が平坦地になっていてこの城の出丸のようです。切通しから右手に進むと主郭の土塁の上に至ります。ここの3面の土塁は高く立派です。丘陵端側の土塁だけがやや低いですが、ここに明瞭な坂虎口があります。主郭内に城址碑が立っていて「勘四郎城」とあります。 居住性がある主郭であり、隣の冨田山城より規模も大きな城です。

主郭と城址碑
歴史

築城時期は定かではないようですが、上野氏が築城したようです。

坂虎口

切通り

  
出丸平坦地                      出丸背後の尾根
主郭土塁
主郭土塁上                     主郭内と土塁
坂虎口(上から)                      坂虎口
主郭内から土塁

近くの城・関連の城: