近江/ 塩津城山城



ファイルNo1863

       箱堀  

@ しおづしろやまじょう 
  別名 塩津城 

A住所:長浜市西浅井町塩津浜
    旧:伊香郡西浅井町塩津浜

B目標地点:国道8号線と国道303号線の交差点
      塩津の信号、東500m

C形式:平山城  D比高:30m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀切・石垣?
G時代/人物:鎌倉期/熊谷氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  旧道の神社から10分
J撮影・訪問時期:2008年04月

  

道案内 

北陸自動車道木之本インタを下り、国道8号線を敦賀方面に進みます。15km先、国道303号線との交差点の塩津の信号の手前250mの旧道に逆V状に右折します。(右手郵便局の先) 右折して100mほどで左に小さな神社がありますので、ここに駐車し、本殿裏手の道を川沿いに進み、200m先の橋を渡って、さらに川沿いを200mほど進み、正面の小山が城跡です。
訪城備忘録

祝山から派生した尾根が平野に落ちる先端のピークに城はあります。城の背後は自然の堀切状になっていて、今は農道があります。城には城を正面に手前の作業小屋の右手、丘陵の端から登り口があります。この作業小屋の裏手は山すそまで10mほど空間が開いているのですが、ここに土塁があり、小屋の裏手から城の登り口付近まで続いています。この土塁、外側(小屋との間)には遺構かは定かでありませんが石垣もあります。登り口から急斜面を10mも登ると段郭です。主郭までは二段ほど急な切岸の段郭を越えます。主郭は30m四方ほどでしょうか東側の土塁というか櫓台のような盛り上がりがあります。この東側は巨大な箱堀状の堀切になっています。ただ、この堀の北側(主郭北側下)にも。南側にも郭がありますので、純粋な堀切というものではないようです。この空間自身にも普請物があったかもしれません。いずれにしても、各郭には土塁も巡っておらず、古い形の城館という感じです。

遠景
歴史

地頭としてこの地に入った熊谷兵庫直高の居城と言われています。

  櫓台          箱堀(横から)
主郭と櫓台      麓の土塁
  

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