近江/ 地頭山城



ファイルNo1799

          南の郭から中心の郭を見る   

@ じとうやまじょう 
  別名 

A住所:米原市三吉〜寺倉
    旧:坂田郡米原町

B目標地点:
C形式:山城  D比高:140m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀切
G時代/人物:戦国期/堀氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  麓から20分

J撮影・訪問時期:2007年10月

  

道案内 

名神高速彦根インタを下り、原町の信号を右折して国道306号線に入り国道8号線に向かいます。外町の信号で右折し国道8号線に入り米原を目指します。7.5km先米原駅前を過ぎ、800m先を米原高校側へ右折します。≪または、名神高速米原インタから国道21号線を彦根方面に向かい、西円寺の信号で斜め左折し国道8号線に入り約800m先を左折します。≫ 県道240号線にて米原高校前を通過し、2.1Km先の番場の信号で左折し番場の集落に入ります。≪あるいは米原インタから国道21号線に出て、次の樋口西の信号を左折し旧県道240号線に入り番場集落に入ります。≫ 山すそ沿いに番場集落(旧番場宿)が続きます。集落の北側で道がカーブして名神ガードに近づくところに山へ向かう道があります。ここを入ると突き当りが日吉神社です。これの本殿裏から細い山道があります。<道とは言いがたいかも^^;)頂上が城跡です。

訪城備忘録

山の周囲を歩いて登り口を探しましたが見当たらず、番場集落の中間点でいったん集落が切れているあたりに山側に一軒民家があります。この奥に墓地があり、墓地をすり抜けてすぐのところからほど直登で山に登りました。道ではないようですがところどころに古いビニールテープが残っています。これを頼りに130mほど直登でした。頂上に近いところで尾根に出ましたら日吉神社からの道とぶつかりました。城跡は南側が低い半円状の郭、そこから斜面があり腰郭、切岸、主郭となります。南の郭は低い土塁が巡っているように見えますが資料では土塁も無い城と書いてありました。この南側が削平もあまく、臨時の兵站基地のようにも見えます。北側の郭は藪ですが、やはり削平はあまいように感じます。北端に「中世城跡琵琶湖一周のぼし駅伝」用の準備がされていました。その先に高圧鉄塔があり、やや右手方向に北の尾根があります。ここは藪ではありますが平坦地でやかり郭跡のようで、先には浅い堀切がありました。この北尾根から北へ鉄塔監視用の道があります。この道はしっりしていますが、北にあるもうひとつの山(ピーク)を越えて行くようで、どこに下りるのかわからず途中から引き返して日吉神社に降りる道で下山しました。夕方訪城であったため、下山途中から暗くなり、あわてたです。道も急で道とは言えないかな^^;

南の郭
歴史

鎌刃城の支城で堀氏が築城したようですが、時期としては定かではないようです。浅井長政の勢力圏の頃は今井氏が在城したようです。
  北の郭の北端          旧番場宿付近から城跡遠望
 北の尾根の浅い堀切         城跡から琵琶湖の夕日眺望
  

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