近江/ 平子城



ファイルNo1609

          空堀と右手土塁  

@ ひらこしろ 
  別名  −−−−−

A住所:甲賀市水口町岩坂 
     旧:甲賀郡水口町
B目標地点:

C形式:丘城  D比高:60m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀 
G時代/人物: 室町期/衛藤氏
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  岩坂集落から15分


J撮影・訪問時期:2006年10月

  
東側の堀と土塁

【道案内】

甲賀市水口町中心部より国道1号線で来ると、右手に水口テクノパーク(工業団地)を見ながら栗東方面に進みます。里北脇の信号を越え、さつきが丘口の信号を左折します。3Kmほど道なりに進むと野洲川を越えた右手側に宇川工業団地があります。これを越えるとJR草津線で、この踏み切りを渡ると岩坂集落です。踏み切りを渡り直進します。県道4号線の下をくぐり、左に曲がりながらスロープ状に県道4号線に入れますが、この途中に右手のコンコリート斜面に階段が付いています。ここを登り、尾根先端から尾根を南に向かって登って行きます。相当に藪状態です。10分ほどで城域に着きました。(または、岩坂公民館から、さらに南に進むと養父神社で、この先で県道4号線をくぐります。この先は薄暗い山道で、その100m先の右手の斜面を登ると城跡に到達すると思いますが、私はここからは登っていないので詳しくは説明できません。)

 


【訪城備忘録】

まったく整備はされていません。コンクリート階段を登ってから山に入ると雑木林の中を小枝を掻き分けながら進むという具合です。甲賀の城は単郭方形の城が多いですが、方形とは言っても周囲には丸みがありますが、ここの城は近世の城のようにまさしく方形という感じに角がカクカクと曲がって空堀が巡っているようです。東側は空堀の外側にも平坦地になっていて、なんらかの施設を併設していたようです。主郭内はさらに藪がきついんですが、南北に主郭を仕切る土塁があります。なんのための仕切りなんでしょうか?

【歴史】

甲賀郡中惣の衛藤氏の城と伝えられます。

   
  
仕切りの土塁
  
虎口形状
  
  

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