近江 / 中之城

 

ファイルNo1606

小川城の支城

                   主郭と後方はコの字状の土塁   

@ なかのしろ 
  別名:小川中之城

A住所:甲賀市信楽町小川 
     旧:甲賀郡信楽町
B目標地点:小川のバス停

C形式:丘城  D比高:50m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀切 
G時代/人物: 戦国期/小川氏・多羅尾氏
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  登城口から5分


J撮影・訪問時期:2006年10月

  
主郭の土塁(横から)

【道案内】  ←中の城の登り口

国道1号線で湖南市(旧甲西町)方面から来ると、西名阪という信号の50m先の信号で右折し甲賀水口中心部に入ります。県道549号線を進みすぐの本綾野の信号で右折して水口町市街地(現:甲賀市)を抜けます。近江鉄道を越えて600m先の内貴橋北の信号で右折し、県道122号線(旧:国道307号線)に入ります。道なりに1.5Km先の三大寺北の信号で県道4号線と合流し進みます。庚申口の信号で右折し国道307号線に入ります。約13Km先(信楽駅入口の長野の信号を過ぎて400m先)の長野の信号で斜め左へ県道138号線に入ります。さらに700m先右折し、いったん国道422号線に入り、またすぐ左折し県道138号線に入ります。2.5Km先、左手の小川簡易郵便局の先の左手に小川鶴見城(小川城<本城>)の案内板があります。ここからさらに県道を600m進み小川のバス停でここを左折します。ここに城跡案内板があり、500mとあります。集落内を300m進むと登城口に至ります。



【訪城備忘録】

集落東側の山すそに「中之城」の案内があり、ここから登ります。5分程度で主郭に到達します。尾根先端を削平し、尾根は大きな堀切で切断されていて、郭の尾根側(堀切)は削り残しの大きなコの字状の土塁が残っていました。この郭はけっこう広く、幅20m*長さ40mくらいあるでしょうか。監視の城というより出撃の城つう感じです。この中之城から堀切の先の尾根をさらに登っていくと小川城に到達します。この間、小郭が二箇所、堀切が連続して数箇所認められます。本城と支城の連絡道がきれいに残っているという感じです。中之城から小川城まで1.5Kmと表示ありますが そんなに距離は感じませんでした。


【歴史】

小川城の支城で、県道挟んで反対側の西之城とともに、多羅尾氏の頃に大改修されたようです。

  
  
主郭後方の堀切
  
中之城から小川城への尾根道で
最初の郭後方の堀切     
  
  

近くの城・関連の城:小川城

          

中之城から小川城までの尾根道の連続堀切
二個目の明瞭な堀切と竪堀