近江/ 下山城



ファイルNo0744

      虎口
@ しもやまじょう 
  別名  −−−−−

A住所:甲賀市水口町さつきが丘 
    旧:甲賀郡水口町下山

B目標地点:水口(テクノパーク)さつきが丘工業団地
C形式:丘城  D比高:30m 
E現況:公園・雑木林

F遺構等:堀・土塁・説明板
G時代/人物: 戦国期/伴氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  公民館より5分
J撮影・訪問時期:2004年08月・2005年03月
            2017年08月

  

道案内 

甲賀市水口町中心部より国道1号線で来ると、さつきが丘口の信号で右折し北に進み、水口工業団地<さつきが丘工業団地(テクノパーク)>内の信号で左折し工業団地を西に進みます。右手側工場が途切れたところに小公園があります。ここに説明板が設置してあり、城跡はその西側です。城跡には公園からでは藪漕きになります。公園下に駐車場のある公民館があり、そこから登ります。
 
訪城備忘録

城跡は甲賀によくある単郭方形の館城です。南側に虎口を持ち、東側は堀切で丘陵と遮断しています。公園の北側に公民館があります。そこの駐車場より城跡に向かって登ります。昔は藪でしたが、今は簡単に入れます。

虎口土塁
歴史

この城は伴谷地域をその勢力化においた土豪伴氏の城跡です。伴氏は延慶年間(1308〜1310年)に櫟野(いちいの)<=旧甲賀町>から移り住んだと伝えられ、近隣である柏木の山中氏、水口の美濃部氏と拮抗したり協力したりして領地を支配しました。伴氏は俗に言う甲賀武士であり、戦国末期の甲賀群中惣の一員でありました。 <現地案内板より>

堀切         主郭土塁
  
東側の堀と主郭土塁
主郭内
主郭内より虎口
虎口を外から

近くの城・関連の城:伴中山城 下山北城 ※