近江/ 後藤氏館



ファイルNo0731

佐々木六角氏の重臣の館

     門跡石垣

@ ごとうしやかた 
  別名 

A住所:東近江市中羽田町
    旧:八日市市中羽田町

B目標地点:
C形式:平城  D比高:ーーm 
E現況:田畑・宅地

F遺構等:土塁・堀・石垣・説明板
G時代/人物: 鎌倉期/後藤氏
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  1分


J撮影・訪問時期:2000年10月・2017年12月 
            2022年11月 他

  

道案内 

国道8号線の近江八幡市六枚橋の信号で県道14号線で南へ進み、岩倉の信号で県道41号線に入ります。道なりに3Km先の光照寺の先で右折し200m先の田んぼの中です。(または竜王町から雪野山トンネルを越えて600m先左手です。)
 
訪城備忘録

館の周囲、館内は畑(昔は田んぼでしたが)ですが、奇跡的に土塁が二方向そのまま残ってます。約100m四方の構えで、館を囲む大きな高さ3mほどの土塁が北と東側に残り、西側には門跡の巨石の立派な石垣が残り見応えがあります。
また、後藤氏館から東へ少し行ったところには仙台藩の近江飛び地(一万石)を管理した陣屋跡があります。

東側/土塁と堀
歴史

築城時期は定かではありませんが 鎌倉期にはすでにあったようです。後藤氏は進藤氏とともに「六角氏の両藤」と呼ばれる重臣でした。後藤賢豊が六角義粥に殺害された(観音寺騒動)永禄六年(1563年)頃まで存在したと考えられます。

北側土塁
北側土塁を南から
土塁の断面
館内を西側から見る
門跡石垣
門跡石垣
門跡石垣
西側から北と東の土塁
   説明板                    近くの仙台藩陣屋跡
  
南側から遠景写真

近くの城・関連の城:佐生城 観音寺城