美濃 南濃・松山城



ファイルNo3634


              主郭手前堀切              

@ なんのう・まつやまじょう 
  別名 松山城 

A住所:海津市南濃町松山
    旧:海津郡南濃町

B目標地点:松山諏訪神社
C形式:山城  D比高:160m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀切・堅堀
G時代/人物:戦国期?/原氏?
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  神社から20分(比高70m)

J撮影・訪問時期:2020年02月

  

道案内 

名神高速道関ヶ原インタを下り、国道365号を上石津方面に進みます。約2.4Km先の牧野上野の信号で国道は右折となります。約2km先、牧田川を渡った和田橋南の信号を左折、県道227号線に入ります。約25km先、南濃町の駒野の信号で斜め右折し国道258号線に入ります。約13km先、松山の信号を右折します。約150m先を左折し川沿いを進みます。約400m先を右折し小さな橋を渡りすぐを右折し、またすぐを左折します。塹壕のような道を約400m進むと正面が諏訪神社です。諏訪神社背後のフェンスのゲート付近から山に入ります。尾根下斜面が急で砂地・砂利の斜面のため危険です。また、城域手前はシダの群生地のため、迷うと危ないので地理院地図を加工して添付しときます。
 
訪城備忘録

ゲートはきつく針金で固定されているためゲートからは入れそうにありません。(立入禁止にはなってませんでした) 右手の果樹園の方がおいででしたら右手のゲートから入れるかもしれません。最初のゲートの右手を見てください。フェンスを入ると右が左手に伸びていますがここからは行けません。右手方向に進んで、緩斜面から山に入ります。(東斜面の直登はやめておいた方がいいです。北側から斜面を登ります。シダの群生手前で左手斜面を進みます。(やや小道っぽいです) 進んだ先で斜面が進めなくなる箇所で右手にいったん登ってシダ群生地を少し入り、左手の段上に登ります。このまま尾根斜面を登っていくと城跡です。途中から平坦地が二段ほどあり、城域に入った感じです。いったんピークまで登ると小郭と土塁、背後に小さな堀切があります。その背後の東斜面が大きく窪んでますが、これは山の崩壊の跡でしょうか?この先、東斜面には複数の堅堀状があります。主郭が見上げるような段差の上にあります。右手の急斜面を登っていきます。上の台地に着くとすぐに岩盤の堀切があり、その先に主郭です。主郭は驚くほど広く、南側にくの字の土塁があります。主郭は背後は不明瞭ですが堀切の痕跡があります。

諏訪神社
歴史

築城時期、築城者は定かではないようです。一説では、織田信長の家臣だった原長頼が豊臣秀吉よりこの地を拝領、三万石を領したとされます。この城は原氏の城ということのようです。原氏は関ケ原の戦いでは西軍に付いたため、戦い後に自害したとされます。

尾根の堀切   主郭の土塁
主郭の峰を見上げる
地理院地図 加工
諏訪神社 大クス
麓の眺望
神社裏手のゲート   この左から山に入る
主要部遺構
主郭手前堀切
主郭手前堀切
主郭 後方土塁
主郭
主郭土塁
巨岩    主郭背後 堀切痕跡
主郭東下斜面の複数堅堀状
麓から主郭下まで
シダ群生地から上がった地点
小郭   段差
小郭から東斜面   西斜面
登斜面    段郭
尾根斜面
段郭
尾根斜面
尾根下の小郭    斜面 
段差   段郭
広い郭
広い郭の背後
主郭への尾根
主郭と尾根の間の大きなくぼ地
堅堀状

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