美濃 牛洞陣屋



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             陣屋石垣               

@ うしほらじんや 
  別名  

A住所:揖斐郡大野町牛洞
B目標地点:長念寺・白髭神社
C形式:丘城  D比高:20m 
E現況:個人宅

F遺構等:郭・石垣・碑・移築門
G時代/人物:江戸期/戸田氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  1分

J撮影・訪問時期:2014年05月・2020年08月

  

道案内 

国道21号線で岐阜市方面から来ると、長良川を瑞穂大橋で渡り、約900m先の瑞穂中原の信号で右折し県道23号線に入ります。約5Km先の上真桑北畑の信号で直進し国道157・303号線には入ります。約1km先、三橋南の信号で左折し国道303号線を進みます。約10Km先の消防本部の信号で右折し県道265号線に入ります。約2.6km先で県道は右折ですが、そのまま直進します。約100m先で左折し集落内を進みます。約1km先、左手の長念寺に曲がる道の所の右手の個人宅が陣屋跡です。

訪城備忘録

牛洞集落の西の一番奥、長念寺の北側の個人宅が陣屋跡です。道沿いに石垣が残っています。 稲富の個人宅には陣屋門が移築され現存しています。 牛洞陣屋の関連ではないと思うが、門が移築されている稲富のこの地区は周囲に大きなお屋敷が多く(陣屋門のあるお宅も大きいですが)、門のあるお宅の隣のお宅にはりっぱな長屋門のあるお宅があります。どこかの高録武家の屋敷門が移築されたのかもと感じてしまいますが詳細不明です。

高札場の碑
歴史

大垣城の戸田大垣藩初代の戸田氏鉄の六男氏照が四千石を分与され谷汲に陣屋を構えました。氏照の子の氏胤は弟の氏道に深坂に五百石を分与し、氏胤は三千五百石で延宝五年(1677年)頃に牛洞に陣屋を構えました。牛洞戸田氏は旗本として明治維新まで続きました。

陣屋石垣
陣屋全景
  
移築の陣屋門 (個人宅)  大野町稲富578

近くの城・関連の城:大垣城深坂陣屋