信濃/ 春日城



ファイルNo0337


                            

@ かすがじょう 
  別名  −−−−−

A住所: 伊那市伊那 
B目標地点:春日公園・春日神社
C形式:丘城  D比高:40m 
E現況:公園・山林

F遺構等:堀・土塁
G時代/人物: 室町期/伊那部氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  10分

J撮影・訪問時期:
2001年10月・2016年04月

  

道案内 

中央道伊那インターより県道87号線で伊那市内に向かいます。御園(伊那インタ入口)の信号で右折し、県道146号線を進みます。JR伊那市駅の交差点で右折し県道212号線に入り1.2Km先の伊那文化会館の手前で左折します。 (あるいは、国道153号線西町の信号で西へ曲がり、春日公園に向かいます。)
 
訪城備忘録

この城も伊那谷の河川段丘上にある館城の形式で段丘先端に高低差の無い広い郭を配し、郭との間は空堀で仕切られている城です。公園になっていくからそんなに遺構はないかなと思いながら訪城しましたが、郭を隔てる空堀は思った以上に幅もあり深いものでした。(公園整備の際、手を入れているとは思いますが)

2016年、桜の満開が過ぎて相当に落ちだした頃に再訪しました。

本丸城址碑
歴史

天文三年(1534年)に平家の末裔の伊那部大和守重慶によって築城されました。 伊那部(春日)氏は天文二十三年(1554年)の武田信玄の侵攻時に抗して落城しています。その後、春日昌吉が城主となりますが、天正十年(1582年)の織田氏の信濃・甲斐侵攻の時には、高遠城に立て籠もり、落城に際して討ち死にしました。これにて春日城も廃城となりました。

本丸の堀
  

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