西三河/ 波城



ファイルNo0693

松井松平氏発祥地

         主郭土塁石垣    

@ はじょう 
  別名 松井城

A住所:西尾市吉良町小山田
    旧:幡豆郡吉良町小山田大山〜饗庭白山
 
B目標地点:勝楽寺
C形式:山城  D比高:60m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀・石垣
G時代/人物: 戦国期/松井氏
H満足度:
凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  10分


J撮影・訪問時期:2005年03月

  

道案内  

蒲郡市内より国道23号線の蟹洗の信号で国道247号に入り、15Km先(幡豆町を抜け吉良町に入って1.5Km先)の冨好四縄の信号を右折します。北上して800m先の正面の山が城跡ですが、付近は道が狭いため車を止める事ができませんので、いったん右手へ200m行き、北へ200m行った勝楽寺あたりに駐車して徒歩にて城跡に向かった方が無難です。
 
訪城備忘録

寺から山下の集落に行きます。集落は羽城という字です。山麓沿いの民家に沿って西に歩いて、一番奥まった民家の横を通り民家の裏手から左手へ山に入ります。10mほど登ると、V字にまた山道が続きますが、途中で倒木が多く道が消えてしまいますので、30mほど雑木林を直登しますと尾根先端の城域に入ります。主郭は30*50m程度でしょうか 東側にL字の土塁があり、石垣が認められます。北側に一段下がって郭があります。L字の土塁の東側は竪堀なのか登城道なのかU字の窪みが続きます。さらに東側に山は登りますが、山頂には遺構らしきものは見当たりませんでした。

主郭下の郭
歴史

小山田は松井氏発祥の地と言われています、松井氏六代の松井忠勝が築城しました。十代松井忠次が松平康親と名乗り、江戸期は松井松平氏として、関が原の戦い直後は康親の長男康重は常陸笠間城に入り、その後、篠山城主となりました。 *松井康重は徳川家康の子らしいですが。

主郭横土塁(石垣のある土塁)     主郭   
  

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