相模 高麗山城



ファイルNo3388


                            八俵山近く堀切
@ こうらいやまじょう 
  別名 
A住所:中郡大磯町高麗
B目標地点:高來神社
C形式:山城  D比高:150m 
E現況:山林
F遺構等:郭?・堀切
G時代/人物:戦国期/上杉氏
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  高來神社から20分
J撮影・訪問時期:2018年02月

  

道案内 

平塚駅方向から大磯方面に国道1号線で進むと花水橋東の信号を直進します。約500m先で右折します。正面奥が高來神社です。直進80m先で斜め右に行き、100m先で左折し50m先が高來神社の駐車場です。(ハイキング者は駐車禁止になってます) 

訪城備忘録

高麗山一帯は高麗寺の寺領境内としての施設があったようですが、今はハイキング道として整備されています。城の痕跡としては高麗山山頂の高堂の北側は土塁の如く盛り上げり櫓台のように見えますが遺構ではないようです。高堂から西に尾根を行った八俵山までの間に堀切の痕跡が二カ所ありました。逆の東天照そばに堀切の痕跡に見える箇所が二カ所ありました。そこには遊歩道のに沿って段郭の痕跡?と思わせる地形になってました。城の遺構としてはあまり明瞭ではないですが、城はあったと思います。

高來神社(たかくじんじゃ)
歴史

永享十年(1438年)、上杉持房が足利持氏に対するためここに陣を構えたとされます。永正七年(1510年)には北条早雲が上杉顕定討伐のためここに陣を構えたとされます。小田原北条氏の繋ぎの城的な役目を担っていたようですが、永禄三年(1560年)には上杉謙信の小田原城攻めの際にここに陣を構えたとされるようです。寺領内でもあるため、本格的な城郭ではないようで陣城、のろし台くらいのものであったようです。

     高堂近く堀切          東天照近く堀切痕跡?
現地説明板より
  
高堂(高麗山)
堀切
八俵山近く堀切
東天照近く堀切痕跡2?          高麗山遠望
遠くに江の島の眺望
湘南平から 2011年11月 
湘南平の案内板

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