丹波    亀田城



ファイルNo3235


                            空堀(堀切)

@ かめだじょう 
  別名  

A住所:南丹市日吉町田原
    旧:船井郡日吉町

B目標地点:
C形式:山城  D比高:30m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀
G時代/人物:戦国期/小林氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  駐車場から10分

J撮影・訪問時期:2017年04月

  

道案内 

京都縦貫自動車道の園部インターを下り、左折し府道19号を進みます。約8km先の殿田の信号は府道50号線と分岐点です。 信号から500m先で左折し府道19号線をさらに進みます。約5km先、右手の川が大きく蛇行し府道から離れる箇所に小さな橋があり、右折しそれを渡ります。川の向こう側右手は運動場で左折は細い道があり集落です。車は運動場の土手で停めて、左手の道に入ります。かわいいトレーナーハウスが2軒並んでおり、その先、正面の山が城跡です。フェンス・網のあるところから入り、谷部から左に登るとすぐに段郭です。

訪城備忘録

比高30mの頂部に広い主郭があり、東側に高土塁が横たわり、その先に深く長い空堀が尾根を遮断するように横たわっています。さらにその先にも同様に尾根を遮断するように浅めのですが、尾根全体に横たわる空堀があります。この二重空堀は見応え充分の深さと長さを持っています。主郭には東の高土塁以外に南側に低土塁があり、この土塁には小石が多く含まれていて、つぶての備蓄を思わせる感じです。主郭の南西斜面に何段か小段郭が連なり、一番下の左に石積みされた水の手がありました。後世のものかもしれませんが。いずれにしてもこの空堀は惚れ惚れとします。

城跡
歴史

詳細は不明ですが、田原城に拠点を置いた小林氏が亀田城も築いたようです。

主郭土塁           主郭東下空堀
  
城域入口の谷部             石積みされた水の手
段郭と切岸
主郭              主郭土塁
南から主郭・主郭土塁・空堀を見る
東側の二重空堀
主郭下空堀             もうひとつの空堀
もうひとつの空堀
主郭を見る
空堀を見る

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