山城 / 市辺城



ファイルNo1589

                                         城域遠望     

@ いちのべじょう 
  別名 

A住所:城陽市市辺字北山 
B目標地点: 
C形式:丘城  D比高:20m 
E現況:柿畑・竹薮 

F遺構等:郭?・堀切? 
G時代/人物:南北期/松井氏
H満足度:
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  青池公園から10分

J撮影・訪問時期:2006年09月

  
U字の谷

【道案内】 

京都市内から国道24号線で来ると、山城大橋東詰の信号で左折し国道307号線に入ります。1.4Km先の県道70号線との交差点信号から約600mさらに進み、青谷梅園手前の路地に左折します。左手住宅の道を200m進み、いったん右折しすぐに左折し100mほど進むと右手が青池公園という児童公園と西生寺の駐車場です。この一帯から北にある市辺天満神社までが字城下です。城域は100m戻って左折し丘の上へ歩いて行きます。(この辺は市辺の集落内で乗用車が1台ギリギリの道が多いので走行には充分注意ください)

 


【現況・訪城記録】

城域は、丘陵が枝分かれし、その内のひとつが市辺集落側に張り出した先端部になります。丘の上に上がると一面柿畑です。私は児童公園から西生寺に廻り、そこから北へ400m先の市辺天満神社まで行き、そこから斜面を登ってみましたが、遺構らしきものはありませんでした。北側斜面は竹薮でこれまた遺構らしき感じはしませんでした。柿畑を東側に歩いて行くと、U字に谷が食い込んだ感じになっています。(北側のみ反対側とつながっています) 見ようによっては堀(堀切)にも見えます。反対側にも平坦地があり、昔は畑だったようです。ここに「是東 市辺押磐皇子 故跡」(いちのへのおしはのみこ)という石碑が建っていました。いずれにしても遺構ははっきり残っていないと思われます。

  
【歴史】

南北朝の頃、松井氏が居城としたようです。


  
U字の谷の底より南側を見る
  
  

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