丹波/ 神尾山城



ファイルNo1217

麓の谷性寺には明智光秀の首塚(伝承)がある地域の城

                        主郭手前の石積み    

@ かんのおさんじょう 
  別名 本目城・本梅城 

A住所:亀岡市宮前町宮川 
B目標地点:金輪寺 
C形式:山城  D比高:250m 
E現況:金輪寺 

F遺構等:郭・土塁・石垣・堀・説明板 
G時代/人物:戦国期/柳本氏(波多野氏)
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  金輪寺より15分
J撮影・訪問時期:2001年08月
 ・2018年05月・06月 (2021年10月)

  
主郭

【道案内】 

京都縦貫自動車道亀岡インタで下り、側道を少し走り、左折し国道372号線で西に向かいます。<500m先亀岡運動公園、5Km先湯の花温泉> 10Km先<国道477号線と合流後800m先>の宮川の信号で左折しすぐを右折し宮前集落に入ります。約700m先の宮川バス停前で左折し、(郵便局手前100m)右手の宮川公民館を通過します。約300m先十字路を直進し、約300m先で宮川神社の横を越えます。途中Y字を右手に進み山道を金輪寺まで進みます。<宮川バス停から金輪寺まで約2.6kmです。> 本殿右手より登城道を登ると城跡です。



【訪城備忘録】

金輪寺より坂道を登ります。大きな段郭が左手に続き、途中、堀切(空堀)形状の箇所もあります。主郭手前で、虎口と思われる箇所に石積みが残っていました。主郭は藪状態でどの程度遺構が残っているのかよくわかりません。 2018年、久しぶりに訪城してみましたが、段郭はわりときれいでしたが主郭はあいかわらず藪状態でした。

<谷性寺> 

国道372号線と国道477号線の合流点より国道372号線で600m亀岡寄りの北側に谷性寺{こくしょうじ}<別名:光秀寺 住所:亀岡市宮前町猪倉>があり、この寺に明智光秀の首塚と伝えられる墓があります。ここの明智門は西願寺から昭和51年に移築されたもので、桔梗紋が刻まれています。

  
【歴史】

築城時期・築城者は定かでは無いようです。大永六年(1526年)頃、八上城の波多野稙通の弟の柳本賢治が在城したようです。また、野々口氏の在城であったと伝えられます。天正七年(1579年)以降、明智光秀の丹波攻略の一拠点として改修されたと推測されます。


   
  
説明板
  
金輪寺
  
空堀(堀切)
城道の石積み(番所・虎口でもあったのかな?)
段郭を下から
  
段郭切岸
段郭
段郭のスロープ状土塁      段郭    
主郭下から
南側尾根段郭と切岸

近くの城・関連の城:

          

谷性寺
首塚       明智門
谷性寺
麓の谷性寺にある明智光秀の首塚
コロナ禍の中、「麒麟がくる」は終了しました。光秀さん、お疲れさまでした。2021年02月
明智門
明智門の桔梗紋