越中 阿尾城



ファイルNo0017

        伝:主郭    

@ あおじょう 
  別名 

A住所:氷見市阿尾町 
B目標地点:国道160線阿尾の信号 榊葉神社  
C形式:丘城  D比高:20m 
E現況:雑木林・神社 

F遺構等:郭・堀切?・説明板 
G時代/人物:戦国期/菊池氏
H満足度: 凸+☆
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  10分

J撮影・訪問時期:2001年02月

  
堀切?

道案内】

高岡市内の国道8号線より国道160号線で氷見へ向かいます。国道160号線(バイパス)を進み、氷見市中心部を過ぎるて「阿尾」の信号で右折し県道18号に入ります。次の信号「阿尾城跡口」で左折し、次の路地を右折しますと城跡下の神社の鳥居に到達します。



【訪城備忘録】

城跡は明確とは言えません。郭跡と思われる削平地はいくつかありますが、公園整地や畑のための削平なのか判別つきません。城跡としては不明瞭ですが、ここは、富山湾に突き出した岬にある城跡であるため、天気のいい日で空気が冷たく澄んでいる日は富山湾越しの立山連峰を見えるでしょう。


【歴史】

この城は海に面した独立丘陵に築かれ、四方が断崖の要害です。また越中と能登を結ぶ陸上と海上の交通路を掌握できる要地に位置します。築城の時期は不明ですが、天正年間(1573〜92年)には菊池氏が居城しました。菊池氏ははじめ上杉謙信に従い、のちに、織田信長配下の佐々成政に属しました。信長の死後は前田利家に通じ、成政と敵対しました。成政降伏後、居城とともに1万石を前田氏から安堵されています。その後、慶長年間(1596〜1615年)頃に廃城になったと思われます。 ≪現地案内板より≫



  
城跡より富山湾を見る
  
  

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